年がバレますが、大山のぶ代時代しかまともに見てないです。前作のスタンドバイミーは見てないです。
もう老害と呼ばれる世代なので、やはり今のドラえもんについてバイアスが掛かっていて、前作はお涙頂戴、最近の映画シリーズは過去のリメイク、改悪という印象です。見てない癖に。
映画の感想としては、途中までのび太が糞過ぎて、この苛立ちをどこに向ければ良いんだろう？って思いましたね。ラストのスピーチは良かったです。
原作のコアなファンでもないので、その結婚式におけるのび太の行動に制約があるのか、よく分かりませんが、タイムリープものにしてもはかなり綺麗に整合が取れているように感じました。
子供が見るには、複雑な構成なので、どこまで理解して見てるんだろうか？とも思いました。小一の娘に「どうだった？」と聞いたら、「楽しかった！」との返事しか無かったです。
ただ、結婚式の1年後がああなってるのはどうするの？とは思ったのと同時に、ドラえもんがポンコツ過ぎましたね。そりゃそうだろ、と。
今、頑張らなくていい、ありままでいい、というのび太というキャラクター、正直、どう受け止めたらいいのか悩みます。親としては、やはりのび太のようになって欲しくないのが本音です。
人として大切なものを知ってる、本当の強さを持っている、ということなのですが、結局それはドラえもんという存在なくして発揮されないならば、どうなんだと、思ってしまうのです。
個人的には泣く要素は皆無でした。
