子供でも大人でも見られる素敵なお話でした。
舞台は、煙突の煙で、空すら見えない暗い町。そこで育ったルビッチは、亡き父の言葉を信じ、常に上を向き、煙突の掃除に励む毎日。そんなある日に、ゴミとして扱われて、捨てられていたプペルを救い、友情を育むのでした、、、
見る前は、ルビッチとプペルの友情物語かと思いましたが、物語を支えるのは父の存在でした。
みんなに何を言われようが、星の見える空を信じた父親を、疑いながら、迷いながら、最後は父親の偉大さを感じる。
病気の母親も含め家族の物語ですね。
煙突の煙が、現代社会の人の心の汚れにも感じ、色々な世代にも見てもらいたい映画と感じました。