龍馬

運命の子の龍馬のレビュー・感想・評価

運命の子(2010年製作の映画)
3.8
「さらば、わが愛」「北京ヴァイオリン」の陳 凱歌/チェン・カイコーの5作目の作品。

この作品は 2011年11月23日に、渋谷の文化村が改装OPENしたときの第1弾作品が、彼の最新作の「運命の子」という映画でした。

司馬遷の「史記」に記され、2,600年もの間語り継がれてきた物語「趙氏孤児」を映画化した感動の歴史ロマンです。

映画は2時間8分と短くまとめられており、これはこれで見応えがありますが、後半が少し失速ぎみの感も拭えないが、映画で見るにはこのくらいの時間が妥当な気がします。

本来はNHKの大河ドラマで1年間かけて見るドラマぐらいの奥深い内容のある作品です。

役者も中国では有名な俳優が名を重ねていますので演技も素晴らしく、繰り広げられる愛憎劇が、魂を深く揺さぶられます。

中国の歴史物なので、好き嫌いはあるかもしれませんが、最初は簡単にストーリーや背景をチェックした上で観たら、さらに楽しめると思います。
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