nisui

一度も撃ってませんのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

一度も撃ってません(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

とある売れない小説家の作品は殺害とその前後の描写が異常に細かく、なにより実在の事件をベースにしているから、もしかして作者が…?という話。新崎人生目当てで鑑賞。
タイトルと違くない?と思わせてのそういうことねと。明らかになっていくのは面白かったけど、オチがない。殺し屋稼業も作家稼業も。殺し屋は実行犯がもうやらないってんだから廃業だとしても、実際に人に銃を向けるという経験によって作品に影響があったのかどうかという部分には触れてほしかった。
お目当ての新崎人生はこの面子に囲まれて予想外に出番も多くおいしい役どころで大満足。妻夫木聡が実行犯だったり、豊川悦司がまぬけなニセ殺し屋だったり(全然気づかなかった)、イメージにない役を演じてたのも面白かった。
ところで、編集者が社屋の前で空を見上げている場面が2回もあったけどどういう意味?
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