チッコーネ

ヒットマン エージェント:ジュンのチッコーネのレビュー・感想・評価

3.2
シリアスな役だけでなく、「身体能力の高い二枚目半」という、香港アクションヒーロー路線を韓国で受け継いでもいる、クォン・サンウ主演作。
主人公が漫画家なので、作品内にもコミック場面が登場(というより、アニメーションだが)。
また実写部分も基調となる色をはっきり提示した場面が多く、ポップな印象だった。

このテのエンタメ作品はクライマックスで一気に予定調和となる。
本作も然りだが、ラスト30分にたどり着くまでは、バカバカしくも突き抜けたコメディ演出が積み重ねられており、よく笑った。
アジョシ2強(ホ・ソンテとイ・ジュンヒョク)の功績によるところ、大。
「軍事政策の末裔」を意識させるキャラ設定が、韓国ならではなのも、面白い。