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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のmotoiのレビュー・感想・評価

3.3
すいません、途中眠たくなって前田建設工業の岸井ゆきのさんみたく宇宙に行ってしまいました(>_<)

とはいえ、第二幕くらいから覚醒して銀幕に食らい付いたんですが、またここから三島由紀夫さんと芥正彦さんの抽象的な内容の議論に着いていけず…
東大屈指の論客とカリスマ右翼作家のぶつかり合いで、このドキュメンタリー1番の見せ場だと思うんですが、私には理解できませんでした。

解放区とかなんか色々用語が出てきましたが、なんとなくニュアンス位しか分からなかったです。合間に入る、当時を振り返って証言する人達のコメント無かったら、もっと理解不能だったかも。

それでも最後まで見終わって感じたのは、全共闘世代って言葉では聞いたことあったけど、若者が相当熱かった時代だったんだなと。盾の会も若者で構成されてたんだろうし。
大学に立て籠って、ヘルメット被ってゲバ棒持ってバリケードなんて、こいつら授業とか出てたんかいな?単位とかどうしたんやろ?とか要らん想像してしもた。難関試験パスして授業料払ってせっかく入学したんやろうに、なにしてんねん?と。
まあ、我々の若いときもそうだったが、今の若者からは全く想像出来ないですよね。

かたや三島由紀夫さんは小説を読んだことも無かったので、恥ずかしながらあんな筋肉ムキムキな作家で右翼の思想を持っていたなんて初めて知りました。自害した事と名前しか知らず。
なんでその程度でこのドキュメンタリー見に来るんや!って怒られそうですが…

私は右でも左でも無く、まあどちらかというと保守寄りかと。でも三島由紀夫さんの生き様を観てちょっと興味が沸いてきました。
小説読んでみたくなりましたね。
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