ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞しているそうですが、ちっとも響いて来なかった。
ダフネ演じるカロリーナ・ラスパンティもダウン症なのでしょうか?だとしたら彼女ありきで成立し、彼女が演じなければ作品そのものはつまらない出来だ。
ダフネは母を父ルイジは妻を亡くすのだけれど、その前とその後の感情の描き方が中途半端。激しい彼女に引っ張られる形で後半から徒歩でのロードムービーとなる。
父娘の設定があるだけで枝葉が無く、脚本がつまらない。この道のりも不自然なうえ、途中で一泊する行程な割に景色で魅せる訳でも無く他の映像もありきたり。
ダウン症の女優を使いましただけで作品は評価されるものなのか、それこそ逆差別では?と疑問を抱いた。