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さんかく窓の外側は夜のShinMakitaのレビュー・感想・評価

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)
1.2
子供の頃から霊を見てしまう青年・三角は、ある日、冷川という男に助手になれと声をかけられる。冷川は除霊師だったのだ…


という「さんかく窓の外側は夜」。


以下、「あの無駄に顔が良いネタバレはどこだ?」


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つまらなくはない。がしかし、かなり納得のいかない話。

霊視・除霊シーンの密着ぶりからBL臭がハンパないんだけど、バディものとしてよく出来ているのは認めざるを得ません。臆病な三角は冷川と出会ったことでトラウマと恐怖を克服するし、冷川は三角のおかげで記憶と感情を取り戻します。お互いが成長するのがバディピクチャーの必須条件ですから、そこは合格。問題は平手友梨奈演じるヒウラエリカの存在。いやいや呪い師になった割には北川景子の殺害に何の躊躇も悔恨もないし、あれだけ酷いことやっておいて、三角たちと出会った途端に仲間面するのはどうなんだろう?ワイルドスピードのステイサム仲間入りと同じ違和感。バラバラ殺人の被害者たちが浮かばれないだろうよ。また筒井道隆が何故にあんな大量殺人を指示したのかの理由も不明だし、説明不足が目立ちました。滝藤賢一の刑事役は、コールドケースと丸かぶり。舞台も同じ横浜だからかね?
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