Sachika

あの頃。のSachikaのレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
4.2
大好きなアイドルを全力で「推す」男たちの、大人になってやってきた青春。
好きなものを全力で好きでいる事、仲間達とバカみたいに笑える事、それから「大人」にならなきゃいけない事。
共感がぎゅっと詰まっていて、楽しさも切なさも愛おしさも全部含めて、大好き!の涙が流れた。

「桃色片想い」であややの目に映る光の輪がすごく綺麗だったのを、子供ながらに覚えていたのだけど、
冒頭、劔(松坂桃李)の目にも写った瞬間、この映画が好きになったなあ。

今回はfilmarksさんの試写会に参加させていただきました。
ロマンティック 浮かれモード
恋ING
♡桃色片想い♡
ザ☆ピ〜ス!
開映前に、劇中でも使われてる音楽が流れていて、懐かしい気分に。

しかしながら本作はただのアイドル追っかけ映画や、懐かしさを求めるだけに収まらず、青春や生き様が観れたので、とても良いなと思いました。

愛おしいという言葉はこの作品にはどこか不釣り合いな気もするのだけど、一人一人のキャラクターや、言葉や、くだらなさ、全てが愛おしい。
だから鑑賞後すぐは、なんかもう、何も言えないくらい胸がいっぱいで、楽しくて、胸がギュッとなって、泣いてしまって頭が痛いくらいで。
でもとりあえず「恋ING」をiTunesで落とした。
Sachika

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