れれれざうるす

キャット・ピープルのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1981年製作の映画)
3.8
性行為をすると黒豹になり、人間に戻るには相手を食い殺さなければいけない!
黒豹女×人間の1981年の官能サスペンスホラー。

恋愛をしたことがない主人公アリーシャは長年会っていなかった兄ポールと一緒に住むことに。動物園で園長のオリバーと出会い、互いに惹かれ合う。しかし家に帰るとポールに襲われそうになるではないか!ポールが実は豹人間だと言うことを知ってしまうと共に、自分の理性も段々失われていく恐怖と、豹人間の末路、そしてオリバーと愛し合えない苦しみと葛藤する。

思ってたよりエロティックでグロテスクな映画だった。
猫顔のナスターシャ・キンスキーと猫顔のマルコム・マクダウェルを兄妹にするなんて合いすぎぃ!マルコム・マクダウェル変態の役似合いすぎぃ!
超絶美しい美貌を持つナスターシャの、さして豊満ではないヌードを何度も見れちゃう。そこがいい。

アメリカではヒットしなかったらしいけどヨーロッパでは“純愛ホラー”と言われヒットしたみたい。
まさしくヨーロッパ映画でありそうな静かな雰囲気と遅い展開、そして少々説明不足な感じはするけど想像力豊かな私にはすごくハマった。
フレンチホラーのハイテンションとかを恋愛映画として見る人には向いてるのかも。
ラストシーン切なすぎてちょっと目頭が熱くなってしまった。