大作でもなくインディー系でもなくちょうどいい湯加減なNetflixオリジナル作品。
監督ピーター・バーグ、主演マーク・ウォールバーグは一体何作目のタッグなんでしょうか。
よほど気が合うんでしょう。
行き慣れた定食屋感があります。
内容としては何百回も観たようなバディムービーなんですがキャラクターがイイです。
マーク・ウォールバーグは昔マット・デイモンのジェネリック俳優感があったのですが、最近のピーター・バーグとの仕事はどれもイイです。
登場人物が全員脳筋な感じがたまりません。
4人パーティーが全員戦士みたいな構成です。
映画としては無茶苦茶喧嘩っ早い主人公達を観客に魅力的に見せなければいけませんがそこら辺の演出のバカっぽさが最高でした。
TV観てて「アイツはイイ奴だった」とか「猫を殺す奴はゆるさねぇ」とか雑にも程がある描写がイイです。
主人公スペンサーの元妻のキャラクターが良かったです。
特に目新しい点はありませんが本当にちょうどいい湯加減のエンタメ映画です。
こういう作品は今やNetflixの独壇場だと思います。