みかんぼうや

情婦のみかんぼうやのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.4
最後の7分間の衝撃よ!

序盤から無駄のない小気味のいい展開、個性溢れるキャラクターたち、犯人は誰だろう?というワクワク感を楽しみつつも、一方で話が進んで一つの結末を迎えた段階で、「あれ、意外と普通の裁判ものじゃん?」と思い、なぜここまで超高評価なのかな、と考え始めてからの最後の7分間!そりゃ、名作が超名作になりますわ、と大納得のストーリー。

これ以上何を書いてもネタバレになりそうなので、あまり書きませんが、まさに劇中で弁護士が語っていた悶々としたものが、一気に心地よさに変わりました。こういう映画、大好きです!
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