きりん

情婦のきりんのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.8
アガサ・クリスティの短編「検察側の証人」映画化。
病み上がりで刑事事件は避けていたウィルフリッド弁護士の元に舞い込んできた依頼は未亡人刺殺事件の容疑をかけられたレナードを弁護するものだった。しかしアリバイ証言するはずの妻が思いもよらないことを口ばしり事態は変わる法廷ミステリー⚖️

前半は古だぬきと呼ばれる法廷弁護士のたぬきっぷりが可笑しくもゆっくりと進んでいき、ちょっと退屈かなぁと思っていたんですが、中盤過ぎた辺りから新たな事実が発覚し怒涛の展開を見せる😳💦

お見事としか言いようがない‼️映画を観ている側の視点を見事にずらしてまんまとやられた感じです。

今作もエンドクレジットで結末は決して話さないよう注意喚起が🤐

ウィルフリッド卿の可愛い仕草にも注目で看護師との騙し合いのようなやり取りにもニヤリとさせられる😏
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