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キネマの神様のrinrinのレビュー・感想・評価

キネマの神様(2021年製作の映画)
3.6
原作読了済。原作にはない、ヒロインの両親の過去話が主に描かれ、菅田将暉と永野芽郁がそれぞれ若かりし頃の父と母の出会いと青春を演じる。

過去パートが終わると一気に視聴が辛くなるぐらい、永野芽郁がヒロインとして輝きまくっていて、昭和の町娘な永野芽郁は可愛すぎるなと思った。
また、菅田将暉は映画監督を志し、撮影現場で働く若手を演じているが、菅田将暉はブラック企業で働いてる役がハマる 笑
やっと念願の映画監督に漕ぎ着けるも、初現場で緊張のあまり体調崩したり、ベテランの意見や現場の調整ができずに揉めて泣き出したりとブラック企業で働く若手のヘタレさがリアリティーあって上手い。

夫婦愛というか、過去シーンにおける永野芽郁と菅田将暉の鮮烈さが印象的な作品。
その後長く連れ添った、歳をとった夫婦を描くには映画だと時間が足りないかもしれない。
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