とても清々しく、観てよかったと本当に思える作品でした。
競馬のことなんて全然わからなくても彼女の生き様を観ているだけで元気を貰えました。男性ジョッキーばかりの世界に入り込むというのは本当にきついことですよね、調教をさせてほしいと男性に頼んだ時に「ヤラせてくれたらね」と答えられていましたが、実際にミシェルが言われてきたのでしょうね、むしろ最後のインタビューを見る限りもっと差別とか色々言われてきたのでしょう。最後の試合展開は涙を流すシーンでは無いのですが涙が流れてしまうぐらいジーンと胸を打たれました。
彼女の負けん気の強さや悔しさをバネに強くなっていく姿に女性はみんな元気を貰えるのではないでしょうか？もちろん男の人が見ても元気をもらえます。大家族みんながとても素敵で愛に溢れていて特にスティーブがすごくよかったんですけど、まさかのご本人が演じられているとは！違和感なく上手かったです。
きちんと最後のエンドロールで演じていた馬についての健康に対する配慮もされていたりと心遣いもされていて、本当に良い映画でした。
