Kubo

泣きたい私は猫をかぶるのKuboのレビュー・感想・評価

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)
3.7
人と猫とファンタジー

まったりした猫感
猫としてのまったり感
猫だから見せられるまったり感

タイトルの通り "泣きたい私は猫をかぶる"

だからこそ
人としての両面を、猫から見ても切り取り
見せられる側の翻弄も描けられる。

時折、感情が高まって物申す思春期ならではの
意見と葛藤が詰まっていて、とても切口が良かった。

後半は少し猫の世界のファンタジーが強く
描写としては好きだったが
個人的には、もっと人間界におけるドラマが観たかった。


・部屋でムゲが義母に強く当たるシーン
・日之出への手紙を皆の前で読まれてしまう所
この二つは特にグッときました。
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