人と猫とファンタジー
まったりした猫感
猫としてのまったり感
猫だから見せられるまったり感
タイトルの通り "泣きたい私は猫をかぶる"
だからこそ
人としての両面を、猫から見ても切り取り
見せられる側の翻弄も描けられる。
時折、感情が高まって物申す思春期ならではの
意見と葛藤が詰まっていて、とても切口が良かった。
後半は少し猫の世界のファンタジーが強く
描写としては好きだったが
個人的には、もっと人間界におけるドラマが観たかった。
・部屋でムゲが義母に強く当たるシーン
・日之出への手紙を皆の前で読まれてしまう所
この二つは特にグッときました。