冒頭5分の映像的興奮が最高潮で、ドキュメンタリーなので後は淡々粛々と語られていく映画でした
70分ぐらいまでは楽しく見られたけど、それ以降は興味が薄れて2倍速で早送りしたくなった
フランス人だと思ってたけどイタリア人だった
映画鑑賞後、美術館でピエール・カルダンの服の特別展を見に行って図録を購入する妄想をした、服の図録ほしい!ピエール・カルダンの作った服だけをずーっと見ていたいと思った
ピエール・カルダンの服を見た時、CorneliusのアルバムSensuousを初めて聞いた時の感覚を思い出した
こんな新しくて目が覚める面白い服があるんだー!って感動があった
映画館ならではの体験として、劇中に男性器を模した香水のCMにて噴水のように水が溢れるシーンがあり、周囲の観客の方々と同じタイミングでつい笑い声が溢れて楽しかった
オートクチュールからプレタポルテ(特注服をから既製服)へアパレルの流れを変化させ、世界中でライセンス契約を行なったってのでUNIQLO(万人の衣服)を連想し、またそこからこの映画には光の側面が描かれているけど実際は闇の部分もあったりすんのかな〜と連想した
ピエール・カルダン本人が服の職人として基礎・型をしっかり培っているからこそ、ポスターにも描かれているような型破りな服を作れたのだろなーと思った
長い余談:
映画の中でどなたかが「地球上でピエール・カルダンを知らない人はいない」って言われてましたけど、いや私は映画見るまで存じ上げておりませんでした、すみません
野暮なツッコミと分かっていても、あまり正確ではない表現は苦手なのでついつい書いてしまいます、すみません
みんな大好きな〇〇とか〇〇を嫌いな人はいないとかの惹句キャッチコピーも正確ではないので苦手です
私はBTTFを途中でついていけず1度目はリタイアしました、ティモシーシャラメの顔を気持ち悪いと思います、すみません
全然知らなかったピエール・カルダンの服にこのタイミングで映画を通して出会えたことは私にとってすごく幸福な出来事だった