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マダム・ハイド
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『マダム・ハイド』に投稿された感想・評価

菩薩
3.7
フランスの安達祐実ことイザベル・ユペールが化学実験の最中に高圧電流(落雷)を浴びたことによりドラゴンボールGTで言うところの四星龍に変身する能力を得るお話(電気エネルギーの熱変換)。極めて正しくジキルとハイドをしている…とはまるで思えないが、対称性の映画なので寒色→暖色、問題児→優等生、冷血教師→熱血指導者へと変容を遂げていく。最も捉えるべきどころは現在のフランス国内が抱える二面性なのだと思うが、そういう意味で言えば『俺のシテがやられる』、ラ・ジリ版『レ・ミゼラブル』、『憎しみ』(俺は観て無いんすけどね…)あたりの系列として観るべきなのかもしれない。とは言え突然ユペ姉が発光し出すし、人は燃えるしめちゃくちゃアホなのだが、ただ教育とは可能性の開拓であるとのメッセージは明確な物として伝わる。接点Tに親を殺された数学ヤクザみたいな説明とか、三角形がどうとかのところはゴリゴリ文系の俺には全く理解できなかったから完全に聞き逃した。
おばちゃんのぺちゃぱいが見えます!

コロナのせいで全く新作が公開されなくなり、臨時休館の映画館も多くなってきた中、出町座で上映されていたので観てきました。

答えは頭の中にあると言う話し。
怪奇小説として有名な『ジキル博士とハイド氏』を、主人公を女性にして舞台を現代に置き換えた作品。
ただ原作のホラー要素は一切無く、主人公も薬を使って別人格になる解離性同一性障害と言う設定とも違います。
ストーリーは35年かけて教師になったけど、生徒からは見下されている女教師が、実験中に落雷を受けた事で徐々に変化していく、って話し。
序盤の全く授業を聞かない生徒たちと、それでも自分の信念を曲げない教師、お気楽な教師の夫ってのが、観てて全員にイライラしてくる。
それが落雷を浴びてから生徒に対する接し方が変わっていき、生徒も勉強の面白さに気付き始める展開は凄く面白かった!
しかし幸福は長くは続かず、ジキル先生本人が気付かぬうちに身体にも変化が訪れ、やがて彼女は…。
図形を使った数学の問題や、帯電・放電の実験など、実際に問題を解くプロセスが面白く、あんな授業なら楽しく勉強が出来そうだと思わせる、非常に教育的な映画。
勿論原作的なショッキングな展開もあるし、もう少しインパクトがあれは傑作になってたかも知れないのが残念。

コロナ感染拡大防止のため7都府県で緊急事態宣言が出され、近隣の自治体も独自の自粛要請を出したりで、次々とシネコンも休館になっていってますね。
これ観た時点で京都でもMOVIX京都が休館になったし、お隣の滋賀県でも休館のところが出てきてるよう。
それでも上映を続けている出町座が非常識なんでしょうか?
いや、そんな事はありません。
出町座はスタッフがマスクを手作りし、マスクを持っていないお客さんには配布して感染リスクを少しでも下げる努力をしてるんです。
今経営の危機に瀕してる店は沢山あると思いますが、努力をしてる店(ミニシアター)を応援していきたいと思いました。

2020.4.23追記
結局休業要請が出て京都府下の映画館は全て休館になりました…。
無事この危機的状況を乗り切って、また映画館で映画を観れる日が早くきて欲しいですね。
そして、ぼくの今年観た映画のレビューも今作で当分お休み。
明日からしばらくは過去鑑賞作品ばかりになります…。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年4月15日
鑑賞回:19:40〜21:16
劇場名:出町座
座席情報:2F E-6
上映方式:2D 通常
レーティング:G
上映時間:95分
備考:会員料金
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『イレイザーヘッド』
この作家の特集は何年か前にもあって、『フランス』などは重厚さと大胆さの溶け合って見事な作品だっだが、これは随分軽くも見える。まるで、観客の反応する笑い声を被せた、半公開ステージ的TVドラマの様だ。今時はTVでもそういうものは洋モノ?はVFX(というんだっけ)をまぶしてあって結構刺激的かつより安っぽく撮ってある。確かに本作の展開·装置などはその線に沿ってるように見えるが、じつは叙述の前後+αのカメラワーク、縦の構図の不可思議さや切返しのひとつ外した呼吸と密は、相当に慎重で力を持ったものである。
普通科と違い落ちこぼれの受皿でしかなく·親も学歴と無縁のアラブ系も多い技術科、その高校の物理か化学?の若くはない女教師。程度の低い教え子らは、「自由研究」は普通科クラスには当然もやらせてももらえない。ただ、彼らは華々しい実験の授業を求めてる。しかし、女教師は、「ものの考え方」のベースのない実験は、無意味·危険なだけとひたすら電気と重力等の理論だけの授業を推し進め、自由研究の要素の取り入れも秘密裏に取り入れんとしている。ただ彼女は大人しく生真面目でカリスマ性もなく、みすぼらしいだけなので、主夫に徹して支えてくれ·評価もしてくれてる配偶者以外は、生徒らは勿論、校長や学外評定員からも、全く相手にもされていない。
しかし、私設実験室内の事故で不可思議な帯電してよりは、性格も体質もまるで変わってしまう。細やかな行動は大胆·常識破壊に180°変化し、授業も怖いくらいの実験装置を使って、自分も生徒も足場から解き放ち、足枷のない高度な発想·議論·問題提起を自発的に促し、周囲の信頼も完璧に集め盛り上がる、神格化に近く。しかし、『キャリー』よろしく虐げられてた反発で、夜よからぬ外に出ると、自ら発光体に変異し、絡んでくる者らへ本意を越えて死に至らしめるも度々。捕まる前に、身長の決定要素として、遺伝と環境は各々単独でははたらかない相関関係の事を持ち出し、自分の存在は時々の関係性に依るもので、存在自体は無であると説明し、逮捕に関係なく高まってきた評価·認識を反古にする形で姿を消す。反って、生き方についていい芽を残してく。
作品は、熱度も共感度も、親密も対立も、面白いニュアンスは引出しても、入り込んでいく事はない。正に安っぽいさっき云ったTVの陽の側のソープオペラのトーンで描かれるので、対象·テーマに対して醒めている。しかし、かなり時勢や関係性に対して正確な視覚を持つものとなり得ている。『フランス』の歴史に対するスタンスも近いものだったかもしれない。

『マダム・ハイド』に似ている作品

FAAAWWW!!!

製作国:

上映時間:

8分
3.6

あらすじ

河原に佇む二人のチンピラ。ゴルファー姿の異様な男。長閑な風景の中で繰り広げられる奇妙な対峙。 やがて、「ファー!」のかけ声と共にチンピラたちの運命は、あらぬ方向へと導かれていく。