原作大好きな「君は永遠にそいつらより若い」
え、すごい映画も良かったのですが。佐久間由依さんは「隠れビッチ〜」しか見たことないのでホリガイをどう演じる？かわいすぎない？と不安だったけど、映画版ホリガイは、原作は殺さず、でも映像ならではの新しいヒーロー(敢えて)像。
映像化する事で、「事件」部分の重みが全てになってしまうのでは、と言う懸念もあったけど、映像でセンセーショナルに見せる演出は0%、人物が向き合った視点にしている所が本当にホッとしたし、津村さんの小説のエッセンスに敬意を表した良い演出だった。
小説では京都が舞台だけど映画では東京になっていて、変更した理由が知りたい。パンフ(すごいボリューム！)の丁寧な監督インタビューにも土地の変更については、特に説明なかったと思う。津村さんの小説って関西弁のやり取りが雰囲気決めてるので、理由知りたいなぁ。
