Omizu

悪の寓話のOmizuのレビュー・感想・評価

悪の寓話(2020年製作の映画)
3.8
【第70回ベルリン映画祭 脚本賞】
イタリア映画祭のオンライン上映にて。貧富の差もある子どもたちが夏休み、ある計画をしているようなのだが…という話で、なんとなく『スクールズ・アウト』を思い出した。

全体を貫く不穏な感じがとても上手いし、なにより日差しの中の子どもの切り取り方が上手い。

得体のしれない子どもたちが何をしでかすか分からない、しかも自分では何をしているのか分かっていない感じがとても怖い。

面白かった。なるほどこれは脚本が評価されるタイプの作品だなと納得。
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