大ヒット御礼舞台挨拶中継付きを鑑賞
マイキー役の吉沢亮君、ドラケン役の山田裕貴君が登壇。仲良しな二人の掛け合い、裏話等が聞けて映画観る前に高まる気持ちを乗せたまま鑑賞できてとても良かったです。
客層も想像通り体育会系の男子グループや学生さんのグループ、家族連れが多かったです。
一人で鑑賞した私はちょっとアウェイな感じが笑
前置きは置いといて、全体的な感想としては実写化映画としては完成度の高い成功例だったと思います。
原作を読んでいる身として、やはりビジュアル面はどうしても気になるところ。
その期待を軽々と超えてくるキャストの面々に気合いの入り方が伺えました。
個人的にドラケン役の山田君半間役の清水君とアッくん役の磯村君、キヨマサ役の鈴木君が特にハマっていて原作ファンとしても納得の出来でした。
さらにはビジュアル面だけでなく、キャラクターそのものを演技でも体現して見せた主要キャストの3人は特に素晴らしく、花垣武道を演じた北村君はヤンキーのイメージが無いからこそタケミチにピタッとハマって内に秘めた熱いものを感じるしドラケン役の山田裕貴君の漫画でも印象的な名セリフを説得力のある演技で魅せてくれる。
そしてマンガでも人気の高いキャラクター
マイキー役を演じた吉沢亮君のカリスマ性が光る演技。原作は幼さが魅力でもあるけどそこを原作に寄せつつも空気感とか演じ方でマイキーだって思わせる吉沢亮凄い。無敵のマイキーを体現するアクロバットなアクションは見応えがありました。
原作ファンにはたまらないドラケンマイキーコンビの息のあったコンビネーション。
学校での乱闘シーン後にドラケンがマイキーの学ランを拾って渡し、それをノールックでマイキーが取る漫画には無い一連の流
れがアドリブで演出されていて、山田君と吉沢君の二人だからこそできるシーンだし、ファンとしても嬉しい演出でした。
武道とヒナの恋も物語に無くてはならないキーなのでヒナを守るタケミチもタケミチを想うヒナもどちらも強くてかっこよかったです。
原作は連載中なのでどう話を落とし込むのか気になっていたのですが、原作から脱線し過ぎることなく上手くまとまっていたと思います。もちろん原作と違う箇所はいくつかあって、違うじゃんと思うところもあるんですが、映画は映画として原作の面白さ、テーマをしっかり踏襲しつつ、取捨選択をしながら良いものを作ろうとする姿勢が感じ取れたので、満足できました。
それでも欲を言えば映画にする上でエマちゃんが登場しなかったのはやっぱり寂しいかな。
稀咲や半間の出番がほぼなかったので、伏線回収の為にも続編期待してもいいですかね？
男達の泥臭さ、友情、恋、仲間との熱い絆、2時間があっという間でした。
✎𓂃𓈒𓏸
上映終了後、原作ファンと思われる低学年くらいの小学生がお母さんに、あのシーンは誰々と誰々がね、あそこがこーなってみたいな感じで身振り手振り交えながら熱弁していて可愛らしかったです。
