素直に楽しめるハリウッドのエンターテイメント作品です。すこしジョン・ウィック的ガンフーが入ってます。しかし、暗殺者の華麗なガンフーではなく、傭兵の武骨な「銃武道」といった趣です。
舞台はバングラデシュの首都ダッカ。インドの麻薬王の息子を誘拐したダッカの敵対する勢力。その息子を奪還するためにやとわれたタイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)ですが、依頼主から裏切られ、敵に包囲されてしまいます。無事に生きて包囲網を脱出できるか?という話です。
アベンジャーズ『エンドゲーム』ででっぷりしたビール腹を披露してくれたクリス・ヘムズワースですが、ちゃんと戻ってます!さすが役者!あれ?それともあのビール腹は特殊メークだったんだろうか?まあ、いいや。キアヌ・リーヴスとはまた違うキル!キル!キル!なガンファイトがとてもイカかしています。キアヌがパン!パン!パン!ならクリスはドス!ドス!ドス!って感じです。
バングラデシュの埃っぽさや色合いが出ていました。ハリウッド映画なのにインド映画みたいな感じ。そこが味わいがあってよかったです。これ、絶対に続編やるだろうなあ。いや、やってほしい。