2022年17本目
ネットで飛び交うあまりの酷評ぶりに幾分ハードルを下げて臨んだが、それでもちゃんとつまらない。
珍作というより、はっきり駄作。
約120分の上映中、終始 これは何を観せられてるの…?の連続。
特に何も残らないし、何も考えさせられない ただただ時間が過ぎるのをぽかーんと待つだけという、ある種貴重な映画体験。
散々語られている通りギャグ演出がマジでどれも笑えず、さらにスベっている堤幸彦という感じ。これが三木聡イズムなんですか、そうですか…。
せっかく良い俳優陣を揃えているのに魅力的なキャラクターがただの1人もいないというのも致命的。三角関係もひたすら邪魔で、一体誰が得するんやこの映画は…。
振り切ったラストに開いた口も塞がらないが、そこは意外と嫌じゃなかったかも。
ただエンドロール後に流れる衝撃の映像と、その後の劇場のお通夜の如き雰囲気…。