てるる

シャウト・アウトのてるるのレビュー・感想・評価

シャウト・アウト(2020年製作の映画)
3.6
のむコレ2021その①

良い意味でのバカ映画。
「WAR!」でリティク・ローシャンとW主演をかましてたタイガー・シュロフ主演。

ちなみにシリーズ3作目です。
インド映画あるあるですね。

前作は日本でも公開された同じくタイガー・シュロフ主演の「タイガーバレット」です。

でも主人公の名前がロニーということ以外はストーリーに何の繋がりもありません。
だったら違う名前にしてよ!混乱しちゃうから!て思うけど、そんなのインド映画には通用しません。

あ、でも無能警察のうちの1人クテーが謎に同じ名前だった。
たぶんキャストも同じっぽい。

ストーリーはといえば、度を超えすぎた兄弟愛でテロリスト集団をぶっ殺していく話です。

「自分の傷は許せても、兄貴の傷は許せねぇ(うろ覚え)」が口癖のロニー。
その名を兄貴が叫んだらどこにいても駆けつけます(国境も越えます)

1人で有象無象どもを蹴散らし、しまいにはヘリ3台、戦車団をぶっ潰す。
もはや範馬勇次郎並の肉体です。

あまりにもバカバカしくて笑いしか出てこないアクションシーンの数々!
インド映画のアクションは荒唐無稽なものが多いけど、ここまで振り切った作品も久しぶりかもしれない。

ただ、やっぱ兄貴を人質に取られると激弱になっちゃうけど。

タイガー・シュロフは相変わらずダンスはキレキレだし、無駄に脱ぎます。
お父さんのジャッキー・シュロフ共演。

しかしこんだけ銃撃戦や爆発シーン多いのに、何故かアクションシーンになると「え、家のテレビ?」てくらい音が小さかったのは残念。

前作と比べてストーリーがとにかく雑すぎるので、個人的にはアクションも含めて前作の方が好き。
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