のむコレ2021その①
良い意味でのバカ映画。
「WAR!」でリティク・ローシャンとW主演をかましてたタイガー・シュロフ主演。
ちなみにシリーズ3作目です。
インド映画あるあるですね。
前作は日本でも公開された同じくタイガー・シュロフ主演の「タイガーバレット」です。
でも主人公の名前がロニーということ以外はストーリーに何の繋がりもありません。
だったら違う名前にしてよ!混乱しちゃうから!て思うけど、そんなのインド映画には通用しません。
あ、でも無能警察のうちの1人クテーが謎に同じ名前だった。
たぶんキャストも同じっぽい。
ストーリーはといえば、度を超えすぎた兄弟愛でテロリスト集団をぶっ殺していく話です。
「自分の傷は許せても、兄貴の傷は許せねぇ(うろ覚え)」が口癖のロニー。
その名を兄貴が叫んだらどこにいても駆けつけます(国境も越えます)
1人で有象無象どもを蹴散らし、しまいにはヘリ3台、戦車団をぶっ潰す。
もはや範馬勇次郎並の肉体です。
あまりにもバカバカしくて笑いしか出てこないアクションシーンの数々!
インド映画のアクションは荒唐無稽なものが多いけど、ここまで振り切った作品も久しぶりかもしれない。
ただ、やっぱ兄貴を人質に取られると激弱になっちゃうけど。
タイガー・シュロフは相変わらずダンスはキレキレだし、無駄に脱ぎます。
お父さんのジャッキー・シュロフ共演。
しかしこんだけ銃撃戦や爆発シーン多いのに、何故かアクションシーンになると「え、家のテレビ?」てくらい音が小さかったのは残念。
前作と比べてストーリーがとにかく雑すぎるので、個人的にはアクションも含めて前作の方が好き。