⚪概要
世界初の虫バトル映画「劇場版 虫皇帝」(2009年8月全国劇場公開作品)には収録されなかった、ファン垂涎のドリーム・マッチが虫バトル界のフィクサー・新堂冬樹のマッチメイクにより実現。 伝説の昆虫"リオック"が特別参戦する!

⚪キャッチコピーとセリフ
“完全決着版 化け物巨大コオロギ・リオック降臨！”

⚪感想
安定の虫たちのドリームマッチ作品。

カブトムシ対クワガタといった生ぬるい子供が見るような戦いはない。虫好きでも嫌煙するような出会うことも戦うこともほとんどない虫たちがバトルを繰り広げる。

前作は昆虫と毒蟲対決だったが今作は混合かも。それでもたまらなく面白い。

飛び散る体液、ぐちゃぐちゃにされる体、かじられる頭、もげた足。

今の時代にはもうこんな作品は作れないだろうから大事に保存して欲しい。

見た戦いの解説はあんまり要らない。

虫映画としては5点を超えて10点ぐらいつけたいところだけれど、名作と今作が5点で並ぶのはちょっと絵面的にあれなので4にしておく。



⚪以下ネタバレ



今作の注目はリオックとオオスズメバチ。
リオックは敵を餌としか見ていないし、触覚に当たって見つけたらもうすぐ鷲掴みにして食いちぎる。一方で、オオスズメバチは敵がいたら襲い掛かるけど食べるというよりはまず毒をみたいな感じ。
新堂さんが仰っていたようにリオックは野蛮でオオスズメバチは知的。

リオックの硬さと獰猛さを見るに人間でも指を差し出したらぐちゃぐちゃにされそう。見た目はちょっとグロテスクだけど大きいせいかかっこいい。

相変わらずカマキリが弱い。
ギリギリカマキリとコオロギならカマキリが勝てるけどカマキリはそれ以外無理でしょ。カマの可動範囲は大きいけどそれほど素早くも強くもないし。
隠れたり忍び寄って攻撃する分には強いけどああいう戦いの場合は蝶々とかバッタ、小さいコオロギぐらいしか無理だと思う。

テンションが上がったのはタランチュラとサソリの2戦。
これぞ夢の対決。
どっちもめちゃくちゃかっこいい。
2戦目のタランチュラとサソリは見た目が黒で惚れちゃう。
サソリのハサミもなかなかだったけどタランチュラの毒の強さで、どちらもタランチュラの勝利。

私のお気に入りはローズヘアータランチュラ。
あれだけ連勝を続けていたオオスズメバチを撃破。開始数秒で捕まえ毒を注入。こんな生き物日本に居なくてよかった。

個人的に前作のオオエンマハンミョウが恋しい。顎の力を見るにワンチャンリオックを倒せるのでは！？
いつかローズヘアーとリオックも見たい。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。

• #GYAO!2020
• #GYAO!2022

うーん、前作は結構はまったんだけど今作は微妙。カブトムシもクワガタもムカデも出てこない。しかも今回ピックアップされているのはリオック（１０センチはある巨大コオロギ）とスズメバチなんだけど敵が雑魚すぎねえって感じなんですよ。

今回はスズメバチ５番勝負にリオック５番勝負。二匹にピックアップされるんだけどまさにかませ虫がほとんど「カマキリ」。ああまた君が殺されるのね。カマキリの弱さは全作でも証明済じゃーん。そんな出来レースな試合見たくないんだよ。

僕が見たいのはリオックVSクワガタ、あるいはスズメバチVS巨大ムカデみたいのなんだ。なんだこの出来レース。やる気あるのか運営！（それと新堂冬樹）。

と文句ぶーぶーだけどリオックだけはみる価値あるかも。もう巨大すぎる。そして強すぎる。こんなコオロギ世界にいるんだと相変わらずのドン引き映像ですよ。これ身近にいたら跳ねて逃げるぜ。

今回のベスト解説。「まさに虫の息です」最初から虫だからな。

世界の虫をケースに入れて対決させるリアル残酷ショー。

昆虫軍と毒虫軍、果たしてどちらが強いのか。

好きな映画を聞かれて咄嗟に『虫皇帝』ですって言ってしまった。

世界最強を争う虫バトルなんだけど、今みるとかなり残酷でショッキングだな〜。

最強のオオスズメバチがタランチュラに秒殺されたり、最大最強コオロギ・リオック５番勝負とか見どころ満載。

特に今回登場した南米の巨大コオロギ、リオックがヤバすぎる。

対決した虫みんな食われてました(>_<")

外国のデカくて狂暴な昆虫には、過ごしやすい日本の昆虫は不利すぎる。

『虫皇帝』見ると、カマキリがいかに奇襲以外ではクソザコか思い知らされる。

大真面目な解説や擬人化した用語とか笑える。

• #邦画。
• #ドキュメンタリー。。
• #邦画ドキュメンタリー。
• #虫皇帝。