taka

メイド・イン・バングラデシュのtakaのレビュー・感想・評価

3.3
ファストファッションの縫製工場に務める女性たちの過酷な実態を浮き彫りにしつつ、彼女たちが生活とプライドをかけて組合をつくり立ち上がろうとする。そもそも世界的な貧困国であるバングラデシュの女性たちの置かれた立場に改めて愕然とする。映画的には未熟さがあるものの現実を浮き彫りにしている。しかも決してハッピーエンドではなく、労働組合としてようやくスタートラインに立った決意の主人公のアップが彼女たちの明日を予感させる。
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