DK

護られなかった者たちへのDKのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.8
旅行中にDLして飛行機の中で軽くみようと思ってたけど、ミスチョイスでした。
東日本橋大震災後の貧困と生活保護というシステムのお話。そこに殺人事件や家族を失った人たちが家族になって行く様子が絡んでドラマになる。

プロットも何もかも悪くない。
行政の不作為により21世紀の先進国で餓死者が生まれることや、震災や震災復興から取り残された人たちのことを知って考える機会にはなる。ただcall actionを促すには何かが足りない。中途半端なエンタメを捨てても良かったのかもしれない。いっそドキュメンタリーのような作りの方が良かったのではないかとすら思いました。

佐藤健はいい役者だな。
DK

DK