Dumbo

めぐり逢えたらのDumboのレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
4.5
一般的にはそれほど評価が高くなくても、自分にとってはとても大切な作品ってありますよね。
私にとってのそれがこの作品。

1993年の作品だけど、今になって初めて観ました。

ちょうどこの年に結婚して、子どもがいない時期も長かったのに「お金を払って映画は観ない」夫の価値観に遠慮して、結婚してからずっと、映画館で映画を観ない生活を20年以上してきました。
結婚する前は私が映画好きだったので、よく一緒に映画館に行ってくれたのですが、典型的な“釣った魚にエサはやらない”パターンです。夫の価値観に合わせるのが当たり前と思っていた私も悪いのですが、長い間エサをもらえなかった私の心はすっかり死にました…笑
そういうわけで、90年代、2000年代の映画は地上波放送されたもの以外はほとんど知りません…
私が大好きな小説家の梨木香歩さんのエッセイの中に『「妻」や「母」は人生の一時期の姿であり、自分全体の何分の一かに過ぎない。』という一文があり、ハッとしました。
妻でも母でもなく“自分”を取り戻したい…残りの人生で全部を取り戻すのは無理だけど、出会えた映画はきっと縁があった大切なもの…そんな思いから今に至るので、私のスコアは高くなりがちで、あまり参考になりません。

関係ない前書きが長くなりすみません…

そんなわけで、
あ〜これ好きだなぁと思ったら、なんだか
どう書いていいかわからなくなって、
しばらく下書きで眠ってました 笑

レビューを書かないまま、繰り返し何度も観て、
またまたしばらく眠らせました💦

まずトム・ハンクスっていう時点で、
もう大好きだし、
(若い頃のトム・ハンクスは髪型のせいか、ちょっと藤岡弘に見えなくもないけど💦)
ヒロインのメグ・ライアンも美しいし、
この二人を見てるだけで幸せです♡
車を運転しながらノリノリでジングルベル♪歌うメグ・ライアン可愛かった!!


妻を亡くしてから眠れなくなった
シアトルの眠れぬ男性、サム(トム・ハンクス)。
その息子のジョナは、
パパに元気になって欲しくて、
「パパに奥さんを見つけて!」をクリスマスの願い事としてある方法でパパの恋人を募集します。

でも、たとえパパに恋人ができても、
それは誰でもいい訳じゃない…
だって、自分の新しいママになる人だから!
も〜このジョナがおマセでちょっと反抗期で
大人をイラッとさせるけど、
めちゃくちゃかわいい💕

そして同じくおマセなジョナの彼女(?)の
ジェシカもかわいい💕
ジェシカちゃんは
DAIGO(メンタリストじゃない方の)みたいに
何でも略語を使う 笑
H&G→ハイ&グッバイ
MFEO→運命の二人(made for each other)

作品中で女性たちの話の中に頻繁に出てきた
映画『めぐり逢い』もいつか観てみたい。
男性と女性で“泣く映画”が全く違うのも
おもしろかった。
女性は『めぐり逢い』で、
男性は『特効大作戦』(←これも知らない💦)


エンパイアステイトビルのエレベーターの
扉が閉まる時の
ジョナの最高に幸せそうな笑顔が
忘れられない✨

とってもしあわせ映画!!



 “誰かに幸せを与えよう
 たった一人の誰かでいい
 愛を捧げる人を見つけよう
 彼女とめぐり逢えたら
 彼女のまわりに世界を築こう
 誰かに幸せを与えよう
 たった一人の誰かでいい
 そうすればあなたも幸せになれる”


Sleepless in Seattle
Dumbo

Dumbo