キュンとする青春ムービーは数あれど、現代の価値観とは違うなと思う作品もしばしば。
そんな中でこの作品はさすがネトフリとあって、ものすごい安心感で見れる作品。
主人公は中国系移民のエリー、頭脳明晰で内向的。
アメリカの片田舎でアジア系は珍しいということもあってかからかわれることも。
ある日ポールという男の子からクラスのマドンナに宛てたラブレターを代筆して欲しいと頼まれるが、彼女に密かに想いを抱いていたエリーは困惑し…
友情や家族、恋心と、描かれるのは紛れもなく王道なのに
とても新鮮なのはマイノリティとしての苦悩も描かれているからなのかも。
嘘をつき続けるポールも口下手で鈍感だけどその分優しくて、エリーと同じように彼を応援してしまいます。
ラストも伏線のウィットが効きつつ、感動的で泣いてしまいました。
心が温かくなる良作でお勧めです。
