肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

トランスフォーマー/ビースト覚醒の肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

3.9
トランスフォーマー(ご存じの) ✖ 毛生え動物フォーマー(ビースト) = ロックマン
という方程式と化学反応は"地球滅亡(ピンチ)"の大スペクタクル・エンタメに意外なほどに合う!
相棒人間を変えた実質リブート2回目は、スピンオフを挟みシンにリセット&リフレッシュ発進して、"ヤリ過ぎ"ごった煮感を"断捨離スマート化"に変えて成功させたか否かは、ロックマンとオリラジ藤森が知る(吹替えは)

早10年も経った『パシフィック・リム』(2などないのだ)に一番近しい興奮を与えてくれるロボ映画がやっと来たかもしれないぞ!?(まあ個人に依ります…な!😳)

『バンブルビー』で盛り返したとはいえ、また監督も違い正統派シリーズ最終作は「ザ・蛇足」で散々なアレでしたから(嫌いじゃないけどw)、しかも夏の邦画囲いかき入れ時期にまたもや巨額海外映画排他的なので、近場は大スクリーンでかからなく危なくスルーしちまいそうになりましたが、一日一回限りで音響強化大スクリーンでやっとやってくれたので行きましたよw
吹替えは毛ほども興味なかったのですが、「トランスフォーマー」おもちゃやアニメで育った方が多いうえに、洋画吹き替え&アニメ声優レジェンドである玄田&子安なのでそれだけで観る価値はありましたね!(人間主演吹き替え2人組がどうのなぞ言う気などないぞ!!)

その「吹替え版」についてですが、エンディングのク💩ダサ曲で劇場の段差から無様に転げ落ちでゲロリそうになりましたが…(マジで鑑賞感を台無しにするのヤメロよな!(●`ε´●))これ、吹き替え版はただ文字を追う云々の理由以外で"吹替え目的"で見るのは"大いにアリ!"
なんといっても、今作のゴリーラやバンブーでもなく人間主人公とダチ(コンビ)を組むこととなる「ミラージュ」役を吹き込んだ実質ピンになったオリエンタルラジオ藤森慎吾さんが想像以上に良かった!!

や、声はチャラい声の"藤森さんのまんま"って声があるかも知れなくて、目を瞑って声を聴くとその通りなんですがwビックリするくらいミラージュという"キャラクターにマッチ"しているんですよねw
だから不思議なくらいロボットとの"コンビ感"が成立している。キャラクター愛着と"没入感"に貢献するとは微塵も思ってなかったですよw
まあ主演のセクンの中島健人さんは悪くもないし、良くもないです。違和感をそこそこ感じさせなくて、まあまあ健闘したんじゃないでしょうか?だって、『シャザム!』の菅田将暉を持ち出せば鬼に金棒、敵うものがいなくなりますからねっ😉大したもんです。
アンソニー・ラモスさんの見た目にあってるかは微妙ですからね…
ただトレンド起用の仲里依紗も以下同文。

と、またもや吹き替え談義で結構書いてしまいましたが、いつもシリーズモノは復習して臨む自分も今回は観る予定を計画していなかったので、弾丸鑑賞で今作鑑賞後、結局血が騒いで前二作(『ロストエイジ』、『最後の騎士王』)を観ましたとも(笑)
今作の大ボスヴィラン「ユニクロン」は、"世界線の違う"前作『最後の騎士王』でも"名前だけ"登場して、実は地球そのものがユニクロンだった〜〜〜!?という"わかりにくい衝撃"内容で、それを未然に塞いで完結!したものの、ユニクロン復活の"次作フラグ"を立てておいて"前(全)5作シリーズ"は息途絶えた………
ってことは!「ユニ(マルチ)バースイヤー」な本年の都合でいくと、もしや前作(マルチバース)地球はあんなにも頑張ってユニクロン復活を阻止したにも関わらず、結局滅んでユニクロンが時と宇宙を渡って"今・地球"を喰いにやってきたととることも可能なのでしょう(笑)
まあ、"リブート"することで"犠牲"にするもの、亡きものにしようとするものの"暗喩と皮肉"を映画自体が体現するとは素晴らしい脚本ですな!

と、またもや妄想が爆発してしまったので、本作のレビューはここまでっていうことで…
でもゴタゴタ&ゴチャゴチャ、回り道&迷走を贅沢&豪華にやったマイケル・ベイシリーズが"シンプルにダイエット"したら評価が上がるなんて、このシリーズが"皮肉そのもの"を体現したかのような"リフレッシュの好例"を果たした映画でもあります。
まあ単純に日本の『GODズィーラ』シリーズで散々言われてきた、"人間ドラマと表題キャラクターの割合"と"魅せ方"の「構成」の良し悪しが今一度見直されて、"トランスフォーマー寄り"になったからファン&一般客も熱狂できたというが示されたということじゃないですかね。
前シリーズは"マイケル・ベイ節"が炸裂し過ぎて迷走が「トランスフォーマー」本来の魅力を損なう事になったのでしょう…

ユニクロン側の大将スカージ?のペットっぽいハイエナのような小動物風ロボットの人間二人組、ヒロインを追うシークエンスがかなり"ホラー&スリラー調"に撮られていたのも、音響スクリーンだとビビりメンタルにはマジでハラハラしてしまうくらい"構成・ジャンルのメリハリ"が効いていたと"良エンタメ"でした。

ウスナビ(『イン・ザ・ハイツ』での役名)に対してスーパーマンのくだりがありましたが、なんと彼が次期スーパーマンの『スーパーマン:レガシー』に!?…って奇跡は起きませんがw予言的な「DCU」映画の主演級に抜擢される可能性も無きにしもあらずかも知れませんね😉
新シリーズよ、一発目で一気に期待を持たせたんだからこのままで行っておくれよ!ロックマンが剣を抜いて円卓会議して二人組でトランスフォーマーをドリフトしないでおくれよぉ!!