ヴァルーン

ジョン・ウィック:コンセクエンスのヴァルーンのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

掟を破ったことから裏社会で追われる身となったジョン・ウィック。 新たに首席連合を牛耳り始めたグラモン侯爵は彼を追い詰め、最後には抹殺するために手始めにニューヨークのコンチネンタルホテルを解体。 コンシェルジュのシャロンまで殺害してしまう。 頼るつてが徐々に減っていくジョン・ウィックは大阪のコンチネンタルへ…って話!

流石にこれは、劇場で観るべきって自分の中で猛烈に声が響いてたので仕事中糸が切れたように(今日のレイトショーでみるか。)と決意。
たまに映画の尺を先に知った時に、大体150分を超えるくらいは気合いが入るものなんですけど、尺なんてもうどうでもいいくらいの圧。 それくらい常に前傾姿勢で観てしまうものでした。 レイトショースカスカで一番後ろの座席にしてよかった。

出てくる主要人物全員が男前。 悪者とか関わらず。 皆それぞれのエレガントさを持ってて、それで静かに強い。 渋さMAXな歳の人達だらけだったのもポイントでした。 大阪コンチネンタルの支配人としての姿の真田広之に憧れるし、なんと言っても最後まで活躍を見せたケイン役のドニー・イェン。 盲目で戦う役でしたけど、ハンデあっても足りんくらいの戦闘スタイルはビビりました。 彼主人公でもいいレベルの見応え。

失うものが少ない者ほど生き、ジョンの頼もしい勢力になってた構図が良かったです。 ケインは最後までその条件では無かったためどっちつかずではありましたけど、綺麗にまとまる展開が待ってましたし、「え!?」となるポストクレジットも。

新社会人になって初めて劇場まで足を運んで映画を見ましたが、久しぶりだこの音圧とでかくて綺麗なスクリーン。 欲をいうならIMAXレーザーとかで観たかったけど、田舎だから今回は我慢。 3時間別世界を体験出来ました。

Amazonでのスピンオフドラマはまだ見てないけど行っちゃいました。 多分こっち先で良かったはず。 はず…