このレビューはネタバレを含みます
この絵が、このアクションが、このキアヌが撮りたいんだという美学と欲望によってのみ作り上げられた映画
ストーリーなんて後付けでいいし、各国のなんちゃって描写も絵がかっこよければそれでいいという、そのつけ抜きっぷりが素晴らしい
第1作からのジョンウィックの犬ネタがこんなところに生きるとは!笑
ワンコに手を挙げるやつはどんな奴でも許さんのジョンウィック最高
真田広之のアクションは年取ってもさすがだなー
リナサワヤマさんもアクションバッキバキでカッコ良すぎた
前作でブランクで鈍ってると散々言われたジョンウィック、今作はしっかり鍛えてきてて強い強い
ヌンチャクでも階段シーンでも何度やられても立ち上がるジョンウィック
車に轢かれそうな時はジャンプしてボンネットに乗ったら生き残れるのではと思えてくるくらい、何度轢かれても立ち上がるジョンウィック
敵が倒して動けそうになくてもしっかり頭打ってとどめを刺していくのがとても好きw
金歯のデブのおっさんの美しすぎるキックは見事だった。デブのくせにアクションできるのかよーと
美しすぎると言えばスカルスガルド。スーツ姿が全て美しすぎた。できれば戦う姿も見たかった
カーアクションにはあんまり興奮しないのでそこがイマイチだったのと、室内での上からの映像は壁を挟んでの攻防は面白かったけど、映画館で少し気持ち悪くなった
ラストのアキラによる復讐シーン。憎しみの連鎖は永遠に終わらない示唆なのか
ジョンウィック生きてるよね?と少しだけ期待してしまうラストだった