TakuyaKoroku

ただ悪より救いたまえのTakuyaKorokuのネタバレレビュー・内容・結末

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

元暗殺部隊vs殺し屋の殺し合い。めちゃくちゃ好きなヤクザ映画だった。韓国ヤクザ映画のナイフの登場頻度の高さは相変わらずやったけど、アクションもかっこいい(クリティカルヒットしたときの少し早くなるやつ最高)映像のエフェクトも素晴らしいし、二人の実力が拮抗しているのもよかった。暗殺者の完全に無感情で人を殺すシーンに痺れた。

仕事終わりの映画鑑賞はだいたい寝るけど、100分くらいの間ずっとドーパミンがどぱどぱ出てずっとハラハラしてた。殺し屋の役者さんがイカゲームの主人公と知って衝撃を受けた。

気になったところは、前半の部分の分かりづらさと、殺し屋がマフィアと警察を敵に回しての大立ち回りの必然性のなさと、オカマの動機形成(結構ひどい仕打ち受けてたけどここまでする?と思った)に対する疑問と、よく医者信用したなというとこだけど、一つ目は中盤になって理解できたし、二つ目はまぁタイの警察とマフィアの癒着に関する描写とクライマックスに向けて必要だったと思おう(しかし殺し屋超かっこよかった)、三つ目はちょい弱いなぁーとは思ったし、最後は完全なる油断。でもそれらの気になるポイントを補って余りある興奮と、いい死に様を見せてもらった。
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