逆鱗

ただ悪より救いたまえの逆鱗のレビュー・感想・評価

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
4.0
ジョンウィック型ジャンルムービーの良作
または
イコライザー型ジャンルムービーの良作

このジャンルの天板の型は、主人公の圧倒的な戦闘力の高さ+血の通った人間味
VS
分かりやすいほど悪党+こちらも圧倒的な戦闘力の高さ

この前提で派手なドンパチアクションの見せ場を作ること

以上からすると本作は完璧!

主人公は、凄腕暗殺者
だけど職業暗殺者なので、愛する女もいれば、愛する子もいる

相手は、マフィアで猟奇的な殺人者
痩せ型のオオカミのような肉体と蛇のようなヌメヌメとした雰囲気を醸し出す恐ろしさと不気味さで圧倒的な悪党感が満載

この両者が、コリアンノワールらしく、主にナイフで闘う
時に銃や手榴弾も出てきて、良い味付けになっている
特に悪党は1人軍隊のような重装備で主人公を追い、マシンガンを乱射し手榴弾を放ち、追跡してくる特殊部隊を一人で相手にする猛者っぷり
(トゥクトゥク🛺が戦闘車両になるなんて)

ラストが秀逸...

(ここからネタバレ注意です!)

ジョンウィックやイコライザーとは異なり、手榴弾で悪党を道連れにする主人公
去りゆく愛娘の姿から視線を外さずに、やってのける様は鳥肌が立ちました

やっぱり、コリアンムービーはレベル高い
ファンジョンミンはもちろんイジョンエも名優でした〜アッパレ!!
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