クロード・ミレールの1作目(約17分の短篇)。
『セリーヌとジュリーは舟でゆく』のジュリエット・ベルトが主役。
大学に通うためパリに着いたジュリエット。
友人ルシールのアパルトマンへ寄る。彼女はジャックという男と同棲している様子。
ルシールに紹介されたホテルへ移動。
子猫を肩に乗せたオーナーに案内され部屋へ。
何とも暗い表情のジュリエット。
持参したパンくずをテラスの柵に並べる。
朝、そこにいた鳩をつかまえようとするが逃げる。
歯ブラシをすると洗面台に血が。
パリに来てから血が減っていると独り言。
オーナーの子猫が彼女の部屋にいる。
持参したアタッシュケースを開くと、手術用のようなハサミやナイフが並んでいる・・・
ここからまさかのオカルト的?な展開へ。
ジュリエット・ベルトの魅力を堪能しつつ、ラストも印象的な不思議ワールドでした。