分かっていてもやっぱり楽しい。飽きる事なくずーっと観てられるのは脚本とカメラが上手いから。
初見はめちゃくちゃ痺れたけど、今回はそこそこだった。その理由として改めて考えると
『人物の葛藤がほとんどない』
主人公家族も金持ち家族も、脳と手足口が直結してる様に思ったことを、感じたことをすぐに口にするし行動する。葛藤が見えないキャラクターに感情移入は出来ない。
正直前半は上手くいきすぎだと感じたけど、それ以外は細かい設定とかこじつけ感はありながらも、演出の素晴らしさに圧倒されていた。映画は感情のジェットコースターとはよく言ったもので、喜怒哀楽を引き出させるストーリー展開は映画として、娯楽として最高。
モノクロである必要性はないといえばないのかも。色使いとかが印象的だった気もするし。
