ヤマカワ

あのこは貴族のヤマカワのネタバレレビュー・内容・結末

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

見たいけど見てなかった映画を見るシリーズ2。

松濤に実家のある生粋の東京生まれ東京育ちのはなこさんと、富山県出身でごく一般的な家庭に生まれたみきさんのお話。

現代のにほんで身分格差はないとされているけれど、バッチリあって、民の棲み分けがされているのは本当にそうだよなーと思った。

はなこさんは自分と同じように育ってきたお友達やお家としか交流がない。
みきさんは慶應に行ってなかったら自分の人生を変える人とは会ってなかった。

〜が幸せだ、不幸だ
ということを突きつけるのではなく、こんな生活をしている人達がいるよ、ということを覗かせてもらってる感じ。

はなこさんは実際にお家が大きくても幸せそうではないし、義理のお兄さんと話す時、最後にお友達の逸子さんのサポートしてるときのほうが活き活きしてた。

みきさんは大学を辞めざるを得なかったが、なんやかんやで自分の道を進んでいるし、一緒に起業するのめっちゃ夢ある…と思った。大変だとは思うけど…。
何より親を恨まずに一人で東京で生きてて凄いと思う。

華子さんのお友達、バイオリニストの逸子さんにフォーカス当てた作品も見たい。
ヤマカワ

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