何も情報知らずに観て、自分の中にも先入観あったと気付かされた
(門脇さん水原さんが出演される事だけ知ってて、勝手に水原さんの方が「貴族」だと思ってた)
説明的な場面が少ないのに、ちょっとした仕草や台詞の描写でわかりやすかった
それぞれ生まれ育った環境や今いる世界が違っても、分断なんてしなくても、自分の足で立って自分がどう生きるかで、幸せなんて他人がどうかじゃなく自分軸で決めること
自分の知ってる、両手で持てるような世界を信じていけるのも、そこから離れて別の旅を始めるのも、どっちがいいとか悪いとかじゃないと思えるのがよかった
わかりやすく「東京」って感じのビジョンがみんなの憧れで作られていくのと同じように、言葉として大きくて強いものでも実体が無いなって感じることがある、世界とか世間とか会社とか、幸せとか
その日あったこと話せて、思ったこと打ち明けられる関係っていいね
映像も音楽も美しくて、眩い東京の風景には魅了されたけど、それよりも華子さんや美紀さん、平田さん、逸子さんたちの晴れやかな表情が好きだったな
どちらかというと女性の方が刺さる作品なのかもしれないけど、観る人の性別はあんまり関係ないと思う
WOWOWの「W座からの招待状」でおじさん達が「女性監督ならではの細やかなディテールが~」みたいな事言ってた
また出たなーこういうの、この人たち女性をサーキュレーターだと思ってるのかなってちょっと笑った