三日月

私はいったい、何と闘っているのかの三日月のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルから、哀愁漂うおじさんのモノローグ炸裂!みたいな作品かと思いきや、
家族に慕われる一見無口なお父さんのハートフルストーリーでした

店長になるまでがゴールなのかと思ってたけど、それは紡がれる日常の風景のひとつで、
フィクションながらリアリティにあふれた、またありふれた人生の愛おしさや奇跡が丁寧に優しく描かれていました

世の中の無口なお父さんも、こんなふうに頭の中でめっちゃしゃべって考えているのかな

過去回想シーンを一度挟んでから、今度は視点を変えて同じ場面をもう一度回想する手法で、2時間の中で律子さん&小梅ちゃんとの出会いから今に至るまでの家族の物語を追体験することができました

金子くん、高井さん(ファーストサマーウイカさんの気配なさすぎてすごかった)などウメヤのメンバーも好演でした

内引きの件は、事情があろうとも罪は罪なので…きちんと裁かれるべきだと思ったのでそこはちょっとモヤモヤしました
三日月

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