とびん

奈落のマイホームのとびんのネタバレレビュー・内容・結末

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

欠陥住宅に引っ越してきた家族が、シンクホールにより、埋没してしまい、脱出するパニック映画。

欠陥住宅だとしても埋没はしないだろうと思っていたのだが、シンクホールという現象が実際にあるらしい。
面白かった。
CGとかもちゃんとしていたし、ハラハラした。
個人的には、タクシーの窓が開いて、部下と主人公が見つめあうシーンが好き。
なんか薄雲が広がっている午後四時に見たからかわからないけど、とても良い感情でこの映画を見れた。
この時期のこの時間って空気も穏やかでいいよね。
という、映画とは関係ない感想は置いといて。

やはり、映像作品は韓国の技術を多く取り入れているからだろうが、脚本や演出技法がとても日本と似ていた。

面白かったのだが、イマイチパニック映画としては欠けているように見えた。
どうせ助かるでしょっていうのが見えてしまったんだよな。
もう少しパニックさが欲しかった。
手が切断するとか……。
お父さんがコンクリに埋まりそうなときも死なないだろうなあと見えてしまった。
あと、息子さんはなぜあの中に突っ込んでいったのか……。

パニック映画として惜しい作品だった。
とびん

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