自転車ロードレース好きなのに初鑑賞。
短いけど説明台詞なしでうまく演出してるんじゃないでしょうか。
ロードレース好きにはちょっとディテールのところで違和感があるなあ。逃げ集団の機微とかタバコの使い方とかもっと気をつけたらよりコントラストがついて良くなったようにも思えるけど、頑張ってる方だと思います。解説の市川雅敏さんの声はやっぱり少しノイズになっちゃうなあ。終盤のスプリントシーンも途中までのレース展開のディテールがしっかりしてたのに逆に終盤の描き方が少し雑で何がどうなってるのか分かりづらく、劇画チックに押す力技。
とはいえ、おそらく低予算のなか続編も作れたわけだし良かったんじゃないでしょうか。エンディングの忌野清志郎の歌も自転車好きをニヤリとさせる歌詞でいいですね。
ぶっちゃけ何がしたい映画なのかはよく分かんないですけど。