このレビューはネタバレを含みます
どこかのインタビューで宮崎駿さんが言っていた通り、確かに今までのヒロインとはかなり違う現代風なヒロインって感じだった。
まず魔女の家行った時によく折れなかったなって思った。やっぱりそこはジブリだから強くて逞しくみんなを引っ張っていく強い主人公像は変わらずあるんだなって思った。
そこはほんと尊敬できるところだなぁと思う。あんだけこき使われて毒吐かれて汚くて閉塞感あったら自分だったら発狂しそう。
でもアーヤは全くそんなことなくて持ち前の反骨精神、狡猾さ、悪戯ずきで計算高いって言うこれまでのヒロインには考えられないけど前向きな精神でスルスル困難を乗り越えていく姿に勇気もらえた。
まあ魔女が本当に悪いやつだったらアーヤどうすんだよって思ってたけどね。でもそしたら逃げる呪文作って逃げれば良いのか。
それはさて置き、寝起きの癖毛がいつも可愛くついてて良かった。
あんま他に書くことないなぁ。別に裏テーマとかあったわけでも無さそうだし、解釈も主人公の性格が見どころなだけだと思うし。
強いて言うなら本当の母親が迎えに来るとか言って玄関に置いていったシーンあったくせに、エンドロールとかにすら赤髪魔女とのショットないんかって思ったことくらい。
てか本当の母親赤髪の魔女なんだと思ってるけど違かったら笑う。
そうだ。なんか確か12人の魔女とか言ってる場面あったけどその謎そのままなの気になるな。
あと魔女の組織から抜けると何ヤバいこと起こるとか言ってたけど、そこの詳細分からずじまいなの気にはなるな。
どうせ出すなら回想だけで捨てるんじゃなくてアーヤと絡めて、ひと盛り上がりいれてくれても良かったやろ。話の展開が一直線でペラペラ感は否めないし、魔女達登場させてアーヤが一回り成長する的な話入れ込むスペースあった気もするなぁって印象かな。
まあ結構小さい子供でも楽しめるスタイルにあえてしてるんだと思うからそんなこと言ってもしょうがないけど、もののけ姫とか風立ちぬ見た後だと物足りなく感じるのは必然ってところかな。だからどっちかというと猫の恩返し系ジブリに系統は近いんだろうな。(わかりやすい系ってイメージ)
まあ多分根気強く人の心の扉叩けば硬い扉も開くよってこともメッセージに込めてると思うけど、それは若干伝わりにくいかなぁっ印象ですね。
てか癇癪持ちのあのキャラの名前分からんくてアーヤの事調べたら、なんか検索につまらんだの出てきたけど、子供向け系のジブリってこんな感じなんじゃ無いの?って思うけどね。
あんまジブリ見てるわけじゃ無いからよくわからんが。てか検索するときなんで皆んな「つまらん」とか使っちゃうんだろうなぁ。
他に同じこと思ってる人探したいと思う気持ちは分かるけど、情報検索の時に感想入れて検索したら、そういう情報中心にしか出てこなくなって偏った情報ばっかになっちゃうと思うけどなあ。自分もやってることあるかもしれないけど、、。
ただ、なんかつまらんとかいうの検索結果に出てくると、なんでつまらなかったのか説明出来ないような人達が、ペラい集会作っているようにしか見えないんだよな。
てか面白いと思っている人もいるかもしれないんだから辞めてくれって思う。検索エンジンに怒ってもしょうがないんだけど。
完全に映画の話から離れたけど、何はともあれ自分がどう思うか、自分にとってその映画がどんな存在であるかが大切で、別に他人の意見なんかに振り回される必要はないんだよ。ジブリを見るといつもそう思う。
だから今一度言おうと思う。アーヤはどんな場にいても凄まじい反骨精神で乗り越えていっていてカッコ良かったと思う。多分自分にはこんな芸当は出来ないし、ネガティブで逃げる(戦略的撤退)するような人間だけど、自分自身が好きだとか面白いと思うことからだけはアーヤのように逃げずに、狡猾でも、計算高くても、反骨精神でも、他でもなんでも良いから貫いていきたいと思った。
ジブリのヒロインのように自分を信じて貫いて生きていきたいと思った。
読み返して思ったが前半と後半で言ってること真逆やな笑笑
ちょっと検索エンジンに腹立ってアーヤと魔女の映画評じゃなくて、映画とかエンタメに対する向き合い方の評に後半から変わっちゃってて笑う。
まあ見直したら一連の流れ思い出せるしせっかくだからそのままにしとこ笑スコアも吊られて高くなっとる気するけどそのままにしとこ笑