ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優コンビの作品でありながら、死を扱った作品と向き合う準備がなくて観ていなかった一本。
温かい涙を流れ、前向きな気持ちになれました。
仕事に人生を捧げた男と、家族に人生を捧げた男。
良き夫であり、父であり、祖父であったカーターは死の間際になって今まで我慢していたことをやり尽くしていきます。
対して一代で富を築いたエドワードは、なんでも手に入れた人生で手に入れられなかったものと向き合います。
個人的に、"私"としての人生を生きるのか、"妻"あるいは"母"としての人生を生きるのか、ということをずっと迷っています。
ひとつを取れば、ひとつは諦めないといけない。
この映画を観てもまだ答えはわかりませんし、きっとこれからも考え続けるのだと思います。
悩み立ち止まってしまったときに、背中を押してくれるような、そんな作品でした。
そして有能なトーマスGJ
コピ・ルアックのことは知っていたので、エドワードの反応が意外でした笑