このレビューはネタバレを含みます
老朽化した公営団地ガガーリンに住むユーリ、母親は自分を置いたまま男に走り電話にも出ない。
そんな中必死に取り壊しを避けようと奔走する。
団地での想い出、女の子との出会い。
団地に残った彼が作り上げた世界が夢のようだった。
でも現実は厳しい。
彼はどこかで母親が迎えに来ないと分かっていたんではないだろうか。
ラストはどうとでも取れる終わり方で
私はつい願望からか目を覚ます方に捉えてしまったけど、違う解釈の方が正解かも知れない。
ラストの方の展開はいきなりSFぽくて驚いたけど、決して悪くは無かった。