男運がなく、男には悩まされてきました。
(…なんて書いたら意味深ですが、夫です💦笑)
そして今も悩み中…
なんか男女の恋愛ものは今は観たくなくて。
(それでこっち方面に来るのも謎ですが💦)
最近『燃ゆる女の肖像』を観たからか、
U-NEXTのおすすめに出てきてたので、
誘われるままに観ました。
(有料だったけど💦)
そういえば、
公開時に劇場で観ようか迷ってるうちに
上映が終わってしまい、
見逃していたことを思い出しました。
公開時に何人かの方のレビューを読んで、
『燃ゆる女の肖像』と似ている作品
というのは知っていたけど、
思ってた以上に似ていました。
海辺の町が舞台、
それも暖かい海辺ではなくて、
荒波が立つ、日本海のような気候の町。
(いわゆる“天気痛”持ちの私はこういういかにも低気圧な海を見ただけで頭痛が起こりそう😓)
これも『燃ゆる…』と似てる。
人間嫌いで人付き合いを避けてきた
言ってしまえば“偏屈”な中年女性と
美しい若妻の女性同士のラブストーリー。
シアーシャの儚げなお人形さんのような若妻、
とても美しかった✨
ケイト・ウィンスレットの役作りもまた
素晴らしかった。
年齢を重ねているとはいえ、
『タイタニック』の時の面影があまりにも無くて
同一人物とは気付かなかったくらい💦
最近観た中では『ブラック・バード』の
お母さん役もしてたんですね。
役柄が幅広い✨
人を寄せ付けないような逞しさと、
女を捨てているかのような飾らない風貌。
男性のような筋肉質な背中…
海辺の放尿にも驚いた😳
そしてその生き方に、切なささえ感じた。
恋愛とか、男性とかには興味がなく、
結婚も諦めているかに見えても、
恋に落ちる時は
音もなく落ちるものなんですね。
ただ…どんなに愛していても、
して欲し事と、して欲しくない事はあって、
相手のために良かれと思ってした事も、
相手にとっては迷惑だったら…
恋愛って難しい…
異性であっても同性であっても、それは同じ。
それにこれ…
同性というベールにうまく隠されているけど、
立派な“道ならぬ恋”ですよね…
ハッピーエンドだったらおかしい。
ベッドシーンが動物的に見えて、
その行為があまり美しいとは思えなかった。
それは単なる好みの問題ですけどね。
私は『燃ゆる女の肖像』の方が
好きでした。
Ammonite