このレビューはネタバレを含みます
きっと見る人によって見方が分かれる多面的な作品だとおもう。
なんて言葉にしていいかわからない。
ずっと聡子がなんだか不気味に見えた
それはきっと私にはない考え方をもっているからで夫のために常に動く聡子を不気味にも思えたし綺麗にもみえた。
捕まるのも死ぬのも怖くないの覚悟が強く説得力があったなあ
聡子の女からも甥っ子からも優作さんを自分だけのものにするために密告するところはそれぞれを信じていたから出来ることなのか？
失敗したときのリスクは何も考えてなかったのかな
そこがアンバランスで不気味に思えたのかもしれない
優作の自分が思った正義をなんとしても貫くところ素敵
一度もブレることなく不正を許さない、妻でさえ言い方は悪いが道具に使う所が私は好きだった
泰治は聡子への恋心を捨てて職務を全うしたのかな
再三の忠告を無下にした聡子への同情を超えた虚しさみたいなものが見えた気がした。
どの役からみてもそれぞれの想いがあって交差してる感じ
生きて二人で再会してほしい。
病院施設に入る前のシーンで終わったほうがスッキリする感じもあるが私は狂っていないけどそっちのほうが世間からみて狂っているのだと言う旨の台詞は現代の様々な問題に通ずるのかなとも思う。
ただ良くも悪くも朝ドラ感が拭えない
