@ 第七藝術劇場
♪右手に白い紙 (白紙領収証)から始まる「おいコラあんたもかい!」なアジカンもびっくりのループ&ループに何度肩を落としたことか。
「すみませんでございました」なんていう謝り方をする人にロクなやつはいないと思うけど、だからといって正直に「遊ぶ金が欲しかった」って言っちゃうやつも大概だ。「すべき立場ではない」を盾にして逃げ続ける市長の狡猾さ、制度論の有効活用には呆れを通り越して感心すらおぼえた。
ただ、報道の在り方として不正をとことん追求することは正しいけれど、だんだん居心地が悪くなってきたのは何故だろう。大前提として不正をするほうが悪いのは間違いないし、発覚した時点で自分もそうでしたと名乗り出ないほうが悪い。
でも、先日観た映画での「政治家を笑っているうちは社会はよくならない」がここに来てわたしの頭の中でぐるぐると回り続けている。
「はりぼて」なのはあいつらだけじゃなかった。土下座を見て「あそこまでされたらねぇ」と信じてしまう市民、何をされても、いつまで経ってもあがらない投票率、熱意に溢れた取材者が外されたはしごへの抵抗として安倍氏のポスターをそっと映すことが彼らの精いっぱいならば、選ぶわたしたちが中身を持たなければ変わるものも変わらない。
♪走り出したエンドロール
つまらないイメージを壊せ
笑ってる場合じゃないぜわたしもあなたも!