花梛

エノーラ・ホームズの事件簿の花梛のレビュー・感想・評価

3.8
原作の翻訳版がルルル文庫という女性向けラノベ系から出版されていて、挿絵も見るからにティーン向けなので本家のようなミステリーではないだろうなとは思ってたけど、ジャンルでいうと冒険少女もの…かな?ミリー・ボビー・ブラウンの若く溌剌とした魅力満載でとても良かった。ボーイッシュスタイルもよく似合う。私が子供の頃「ぼくらの七日間戦争」の宮沢りえがとても可愛くて爽やかで、理不尽な親に立ち向かう内容で共感出来たんだけど、若い世代が見たらやっぱり同じように惹かれるのだろうな〜と思いながら見ていた。ほんと、ニュースターだよね。今作は制作にも携わってるから凄い才能だよ。

目当てはカヴィルさんだったので思いっきりイギリスアクセントの紳士役、どうもありがとう!という気持ち。しかしこのホームズ一人だけ身体の厚みが違いすぎる〜!どんなバリツを繰り出すのかとても興味がある。友達いないって言われてたから、この世界のホームズにはワトソンいないのかな〜。レストレード役を白人じゃなくした事でホームズに女王様みが出ててなんか面白かった。最後の圧のかけかたも良かったよ。カヴィルさんだけに目からビーム出そうだった
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