バリカタ

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のバリカタのレビュー・感想・評価

3.0
コロナ禍で、梅雨入りで、五輪騒ぎで、
いろーんな意味でジメジメしてる昨今。
夏に向かって、少しでもスカッとしたい
方、特にオススメです。
夏休みの宿題として鑑賞感想文の題材と
したいくらいの王道SF作品。

原作未読です。でも、ネットでざっと
あらすじを読みました。なるほどー。
よく作られた脚本ですね。原作の
おおよそのエッセンスは放り込まれ
お話として成立できてます。

僕としては序盤の青臭い
世間知らず度200%の宗一郎にイライラ
とか、あれ?タイムパラドックス発生
してないか?とか、ちょいとうまく
進みすぎないか?などなどありますが、
まー、細かいことを言ったら無粋。
楽しいエンタメ作品として振り切って
ますから、楽しんだモン勝ちでしょう。

BTTFオマージュっぽいのもあり、
藤木さんの良い味あり。
良作でした。