ダラダラっとしているけど、遠くに向かう時、しかも電車とかじゃなくて車でしか行けないみたいなところ、それも天候によって帰りがどうなるかわからないという時の閉塞感とずーっとループしてるみたいな感覚に「ああ、、、」。
ちょいちょい名前しかわからない引用も多かったけど、sevenとかに比べるとずっとそれらを追っていきたい気分になった。
人んちって、何よりも興味が湧き、何よりも底知れない怖さがある。
しかし、この空気の重さは本当にもうドンマイ。
怪奇趣味や幻想を超えて、問題提起しているけど、後味はシュールな心地よさが残ってて、あれは良い悪夢でした。
夏休みの長すぎる昼寝で見る夢みたいな。
コメダ珈琲の大きいコーヒーや、動物園のメロンソーダを無性に飲みたくなる気分のような、ああいう決して好物というわけでもないのに象徴に惹かれて時々欲してしまうような、誇張された時間の流れ。